尹錫悦前大統領
尹錫悦前大統領
キム・ゴンヒ(金建希)特検チーム(ミン・ジュンギ(閔中基)特別検事)からの召喚日まで、わずか1日しか残っていない中、ユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領は出席するかどうかについて明らかにしていない。

28日、金建希特検チームのオ・ジョンヒ特検補は定例ブリーフィングで「29日の午前10時に出席するよう通知した尹前大統領側は、まだ出席するかどうかについて意見を明らかにしていない」と述べた。

特検チームは「健康上の理由で出席が難しいなどの意見を伝えられなかったのか」との取材陣の質問に「(尹前大統領側から)何の意見も伝えられていない」と述べた。

特検チーム関係者は取り調べに出席しない場合に備えた措置について「29日の状況を見守り、その後の状況を見て話すことができる」と説明した。

尹前大統領は10日に再拘束された後、内乱特検の召還調査と刑事裁判を欠席している。内乱特検チームは、尹前大統領を取り調べるため、3回にわたって強制引致を試みたが、失敗に終わっている。もしも、尹前大統領が召喚に応じない場合、金建希特検チームもこのような強制拘引まで試みるか注目されている。

これに先立ち、この日の午前、金建希特検チームは、尹前大統領夫妻の国民の力公認介入疑惑に関し、イ・ジュンソク(李俊錫)改革新党代表のソウル市ノウォン(蘆原)区サンゲドン(上渓洞)、キョンギド(京畿道)ファソン(華城)市トンタン(東灘)の自宅およびソウル市ヨイド(汝矣島)の国会議員会館事務室などに対する家宅捜索に乗り出した。

特検チームは「具体的な容疑事実は答えられない」としながらも「李代表は2022年6月に行われた国会議員再補欠選挙に関する被疑者身分だ」と付け加えた。李俊錫改革新党代表は当時、国民の力代表だった。

この他にもいわゆるコンジン法師請託疑惑に関し、イ某氏に対して特検チームは特定犯罪加重処罰法上の斡旋(あっせん)収賄の容疑で拘束令状を請求した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 83