先月4日に就任した李大統領は就任式を行わず、国民と共に任命式を開催すると表明していた。
8月15日の任命式は「国民主権大祝祭―光復80年、国民主権で未来を築く」と題し、独立功労者、国家功労者など憲政秩序の保護に努めた人物や1960~70年代に韓国からドイツに派遣された労働者、人工知能(AI)産業従事者など経済成長を象徴する人物、軍人・警察官・消防士、朝鮮戦争・ベトナム戦争・イラク戦争の参戦兵、社会的事故や労災で亡くなった人の遺族など約1万人が招かれる。
禹氏によると、文在寅(ムン・ジェイン)、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)元大統領にも招待状を送る予定だ。ただ、昨年12月の「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件で勾留中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と株価操作疑惑などで捜査を受けている妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏は対象から除外された。
任命式では任命状の朗読や文化公演などが行われ、招待された人以外の国民も会場の外から観覧できる。
禹氏は、これまでの大統領就任式の中でも最も多くの国民が参加できる開かれた行事になるだろうと説明した。
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