大統領室は「過去数年間の敵対・対決政策により、南北間の不信の壁が非常に高いことを確認した」とし、「戦う必要がない状態である平和定着は李在明政権の確固たる哲学」と強調。敵対と戦争のない朝鮮半島をつくるために必要な行動を一貫して取ると説明した。
統一部の具炳杉(ク・ビョンサム)報道官もこの日の定例会見で「政府は北の反応に一喜一憂せず、和解と協力の南北関係をつくり、朝鮮半島の平和・共存を実現するための努力を一貫して推進していく」と明らかにした。
北朝鮮の朝鮮中央通信はこの日、金与正氏が「われわれはソウルでいかなる政策が樹立され、いかなる提案があっても興味がなく、韓国と向き合うことも、論議する問題もないという公式の立場を改めて明白に明らかにする」と表明したと報じた。6月に韓国で李在明政権が発足した後、北朝鮮が韓国政府の南北政策に関して公式の立場を発表するのは初めて。
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