LGスタイラー S3WW(LG電子提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
LGスタイラー S3WW(LG電子提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が、実用性を重視する日本の消費者の特性に合わせた家電で日本市場攻略を加速している。

 同社は現在、クラウドファンディングの人気サイト「グリーンファンディング」で、衣類ケア家電「LGスタイラー」の新モデル「S3WW」の先行販売を実施している。

 LGスタイラーは衣類を保管しながらしわや雑菌、においを除去するクローゼット型の家電。新モデルは除菌・衛生、乾燥コースといった基本機能のみに絞って価格を抑えた。スチームでにおいや雑菌、ダニなどを99%以上除去できる。

 今月14日に先行販売が始まり、27日午前現在で受け付け総額は目標金額の960%以上となっている。受け付けは8月15日まで。

 同社は日本市場で新製品を発売する前に需要調査やマーケティングのためクラウドファンディングを活用。空間効率や実用性を重視する日本の消費者に合わせた製品を投入してきた。

 これまでにキャットタワー型空気清浄機「LGピュアケア エアロキャットタワー」などをクラウドファンディングで先行販売している。

 また、日本のテレビ市場でも存在感を強めている。調査会社オムディアによると、LG電子は日本市場で昨年、70型以上の超大型有機ELテレビの年間出荷台数で首位に立った。

 LG関係者は「現地の消費者のライフスタイルに合わせた製品を継続して投入している」とし、今後は人工知能(AI)機能を強化した製品を発売する方針を示した。


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