国会議員の安氏は軍出身ではなく、64年ぶりに就任した文民の国防部長官。
同氏は昨年12月の違法な「非常戒厳」宣言により、複合的な危機に対応するため時間を浪費したと指摘。「傷ついた我わが軍の自負心を取り戻し、より緻密に内外の危機に対応する国防改革を推進しなければならない」とし、「民間人であり政治家出身の国防部長官として慣行や慣習にしばられず国防の未来を描いていく」と強調した。
また安氏は韓米同盟の強化を強調。「強力な韓米連合防衛体制に基づいた確固たる軍事対応体制を土台に、国民に信頼される最先端の強軍を育成することに尽力したい」と表明した。
そのうえで「韓米同盟が『グローバル包括的戦略同盟』として国益に符合する方向に発展するよう協力を拡大していく」として「韓米日の安保協力も深化させ、グローバル連携を強化し、国防協力の裾野を広げていく」と述べた。
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