国会本会議で発言する趙顕・外交部長官=23日、ソウル(聯合ニュース)
国会本会議で発言する趙顕・外交部長官=23日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官は24日、日本の岩屋毅外相と初の電話会談を行い、両国関係の発展などについて意見交換した。趙氏は21日に就任した。

 韓国の外交部長官が就任すれば、米国務長官と最初にあいさつを交わすのが慣行だが、最初の電話会談を日本側と行うことは異例ではない。文在寅(ムン・ジェイン)政権時代の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と朴槿恵(パク・クネ)政権時代の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官も日本の外相と最初の電話会談を行った。

 今回は日本側との調整が米側より先にまとまったため、遅らせる理由がないと判断したとみられる。

 一方、趙氏は中国の王毅・共産党政治局員兼外相との電話会談も調整している。韓国外交部長官は朝鮮半島を取り巻く4大国の一つであるロシアの外相とも電話会談をしてきたが、ロシアがウクライナを侵攻した2022年からは行っていない。


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