一方、米国の関税引き上げと貿易の不確実性により、輸出はさらに委縮すると予測した。
韓国の26年の経済成長率は、貿易の不確実性と関税引き上げの影響が続くとして前回見通しから0.3ポイント引き下げた1.6%と予想した。
ADBはアジア太平洋地域の今年の成長率予測を前回見通しから0.2ポイント下方修正した4.7%と予測。米国の関税引き上げと貿易の不確実性による輸出の縮小、中東地域での対立など地政学的危機による海上輸送の混乱や原油価格の上昇、中国不動産市場の長期低迷などを成長鈍化の要因として挙げた。
韓国の物価上昇率は今年と来年のいずれも1.9%と予想し、前回見通しから据え置いた。
ADBは毎年4月に発表した年間見通しをベースに、7月と9月に最新の見通しを発表している。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40