21日YTNが公開したCCTV映像にはA容疑者が20日午後4時ごろ、ソウル道峰区サンムン(双門)洞の自宅マンションからインチョン(仁川)市ヨンス(延寿)区ソンド(松島)にある息子Bさんの家に向かう前、大きな旅行かばんを引いて出て行く様子が映っていた。
A容疑者は繰り返し旅行かばんの中身を確認し、緊張した様子を見せた。A容疑者は自宅マンションの駐車場に下り、旅行かばんをレンタカーのトランクに積んでBさんのマンションに向かった。
その後の9時30分ごろ、A容疑者は松島洞のマンションの33階で手製の銃を発射しBさんを殺害した。
犯行当日はA容疑者の誕生日で、Bさんがパーティーを開き、Bさんとその妻、子ども2人、知人らが一緒にいたと伝えられた。
A容疑者の自宅からはシンナーが入ったペットボトル、洗剤のボトル、牛乳のボトルなど15種類の引火性物質と点火装置が発見された。21日正午に火が付くようにタイマーが設定されていたと把握された。
警察の調査でA容疑者は、「ユーチューブで銃器の作り方を習い、弾丸は20年前に購入した後、倉庫に保管していた」と陳述した。
息子を殺害した理由と関連しては、「家庭不和があった」とし、「20年前に妻と離婚した後、息子と関係が悪くなった」と話した。
警察はソウル庁、仁川庁、キョンギ(京畿)南部庁のプロファイラーらを投入し、A容疑者の精神状態と具体的な犯行動機を詳しく分析する計画だ。
一方、仁川延寿警察署は21日、A容疑者に対し殺人、銃砲・刀剣・火薬類などの安全管理に関する法律違反、現住建造物放火予備の容疑で拘束令状を申請したと明らかにした。A容疑者を殺人などの容疑で緊急逮捕した警察は、A容疑者が自宅に引火性物質を設置した犯行と関連し放火予備の容疑を追加で適用した。
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