北朝鮮は4月26日に初の5000トン級新型駆逐艦「崔賢」を進水させるなど、海軍力の強化に力を注いでいる。
5月21日には「崔賢」と同クラスの駆逐艦の進水式を開いたが、進水に失敗し横転。その後、横倒しになった駆逐艦を直立の状態に戻し、復旧作業を終えて6月12日に改めて進水式を行った。この駆逐艦は「姜健」と命名された。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は「姜健」の進水式で、来年から崔賢級またはそれを上回る駆逐艦を毎年2隻ずつ作戦水域に配備することなど海軍力強化措置について言及した。
北朝鮮が海軍力強化に集中投資しているのは、完成段階に差し掛かっているとされる核・ミサイル能力を基盤に海上で核攻撃が可能なプラットフォームを整える目的があるとみられる。
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