韓国化粧品が上半期に過去最大売り上げを記録、中小企業が好調けん引=韓国
韓国化粧品が上半期に過去最大売り上げを記録、中小企業が好調けん引=韓国
食品医薬品安全処によると、韓国化粧品の1~6月期における輸出規模は暫定値で前年同期比14.8%増の55億ドル(USD、約8167億円)を記録した。

1~6月期においては過去最大となる。対中輸出が減少した一方で米国や日本などへの輸出額が増加した。輸出国は、欧州、中東、西南アジア、中南米などへ拡大し2024年の172か国から176か国へと増えた。

輸出額の内訳を見ると、基礎化粧品が41億1000万ドル(約6102億9935万円)、メイクアップ化粧品が7億5000万ドル(約1113億6849万円)、洗浄剤が2億7000万ドル(約400億9265万円)、頭髪関連製品が2億2000万ドル(約326億6809万円)となった。

大企業よりも中小規模のブランドが、韓国化粧品人気をけん引している。共通点は肌の改善や美白などニーズを考慮したスキンケア製品をそろえている点にある。自然由来の成分である点も人気の理由だ。

中小規模のブランドは流通チャンネルを米国や日本へ多角化すると同時に、新市場の開拓も進めている。ザ・ファウンダーズは米国と日本のEC(電子商取引)サイト「アマゾン」の販売が好調だったため、欧州や中東、豪州のアマゾンへも販路を拡大した。また英国のドラッグストアチェーン「ブーツ」でも販売を開始したという。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101