農協中央会は、近年猛暑が長期化していることを受け、韓国全国のすべての農協・畜協事務所を猛暑の逃げ場として全面開放し、農村への往診バスの運行とカカオトークチャンネル「NH天気情報」を活用して猛暑に対する総合的かつ体系的な対応に総力を挙げる。

農協中央会は今年4月、行政安全部と猛暑対応業務についての協約を締結し、農業従事者および地域住民の健康保護と生活の利便性を増進するため、農協・畜協が自発的に「猛暑憩いの場」の運営を始めた。初期段階には589の農協・畜協が参加して2229か所の施設に開設し、7月には全国1110の農協・畜協が参加し4897か所の施設に拡大している。

また農協中央会は、医療施設が不足している農村地域を中心に農村往診バスを運行し、医科・韓方・歯科診療、口腔管理検査、筋・骨格系疾患への対応など健康管理サービスだけでなく、猛暑時の行動規則の案内や温熱疾患への応急対処法の指導など猛暑に備えたサービスも提供し、医療死角地帯の解消および猛暑予防を積極的に行うことにより住民らから好評を得ている。

農協中央会のカン・ホドン会長は「農協は単純に憩いの場の提供にとどまらず、医療・情報の提供などさまざまな支援策を通じて農村の隅々まで農業に従事する方々の安全のために努力している」と述べて、「持続的に猛暑などの災難に対応する体制を強化し、農業に携わる方々の生命と安全を守る心強い支えになり、災害対応の中心軸としての農協の役割をより一層強固にしていく」と述べた。

農協中央会では、今後も内外の関係機関や農協・畜協などとの緊密な協力を通じ、農業従事者の温熱疾患の予防など福祉の向上に最善を尽くす計画だ。
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