鄭候補はこの日の午後、ソウル市ヨイド(汝矣島)の国会疎通館で記者たちと会い「今、全国では水害被害が深刻なのに全党大会を行っている。国民の皆さんに申し訳なく思う」と話を切り出した。
鄭候補は「私はこの後、豪雨や土砂崩れで深刻な被害を受け、人的被害まで出て悲嘆に暮れるキョンギド(京畿道)カピョン(加平)の水害現場を見回りに行く。亡くなられた方たちの冥福を祈り、悲惨な被害に苦しんでいる国民を慰め、特別災難地域宣布について政府関係者に話をしようと思う」と述べた。
続いて「明日は共に民主党から国会議員を含めて150人規模で予算水害復旧現場に行く。私も議員たちや党職員たちと共に明日、水害復旧現場に駆けつける。明後日はチョルラナムド(全羅南道)ナジュ(羅州)市に行って水害復旧に少しでも力を貸す」とも述べた。
鄭議員は「本日、嶺南圏の投票と開票があったが、65%という歴代最高の投票率には本当に驚いた。共に民主党の党員たちが大統領選挙後も緊張を緩めることなく、内乱との戦争をうまく遂行せよという、内乱勢力の清算のために邁進(まいしん)せよとの党員たちの命令だと考え、内乱勢力の清算を約束どおり履行するようにする」と強調した。
さらに「民心に勝つ政権はなく、党心に勝つ党員はいない。昨日に続き、嶺南圏でも足りない私に過分な支持を送って下さった党員同志たちに深く感謝申し上げる」と明らかにした。
これに先立ち、共に民主党はこの日の午後、ソウル市永登浦区の党本部で党代表および最高委員選出のための嶺南圏(プサン(釜山)ウルサン(蔚山)・キョンサンナムド(慶尚南道)・キョンサンプクド(慶尚北道)・テグ(大邱))合同演説会を行った後、巡回選挙結果を発表した。記号1番の鄭清来候補は得票率62.55%を記録し、記号2番のパク・チャンデ(朴贊大)候補は得票率37.45%を記録した。
現在までの累計得票率は、鄭候補62.65%、朴候補37.35%だ。これは、この日に行われた嶺南圏の巡回党内選挙と前日(19日)に行われたチュンチョン(忠清)圏の巡回党内選挙の結果を合算した数値だ。忠清圏では鄭候補が62.77%、朴候補が37.23%の得票率を得ていた。
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