MONSTA X の最新ニュースまとめ
これは2022年「NO RIMIT TOUR」以来、約3年ぶりの完全体コンサートであり、「軍白期(入隊していて不在のメンバーがいる)」以来、初のステージだっただけに、メンバーとファンの間の強い信頼と愛情が再確認されたステージでもあった。
今回の公演は「MONSTA X」コンサート史上初のバンドライブで行われた。3時間で20余曲を繰り広げたステージは1本の叙事詩のように展開され観客の目と耳を引き付けた。
1曲目は「BEASTMODE」だった。タイトルの通り、モンスターのようにステージを掌握したメンバーらは、デビュー曲「Trespass」や「FOLLOW」を続けて披露し、息つく間もないオープニングを完成させた。パフォーマンスはパワフルで、ボーカルとラップは揺らぐこともなかった。ファンたちは総立ちで応援棒を振って熱狂的に歓声を上げた。
「昨日のステージが『楽しもう』だとしたなら、今日は『壊れるほど』やる予定だ」
メンバーたちの覚悟のようにステージは激しく熱かった。「Jealousy」、「GAMBLER」、「QUEEN」などの代表曲はもちろん、日本シングル「WANTED」や英語シングル「Who Do U Love?」など、海外ファンのためのステージも続いた。特に「Play It Cool」のステージではファンが応援棒の振りをそろえてメンバーとの一体感を高めた。
ビジュアルも圧倒的だった。「UR」のステージではメンバーたちが空中階段の上で甘美なパフォーマンスを披露し、「Crescendo」ではそれぞれが浮かび上がるリフトの上で熱唱し、幻想的なシーンを演出した。
ステージ以外でも楽しませた。デビューするきっかけとなった「NO MERCY」(韓国のサバイバル番組、2015年)時代を回想するトークや練習室でのエピソード、メンバー間のゆかいなジョークが公演に笑いを加えた。特にヒョンウォンが軍服務中に作業した自作曲「Fire & Ice」は今回の公演で初公開され、深い響きを残した。「僕らは進んでいく」というメッセージはファンとメンバーの心を代弁した。
アンコールも熱かった。「Spotlight」、「ZONE」、「RODEO」、「Fallin'」などのステージが続く中、メンバーたちは客席のあちこちを歩き回ってファンと触れ合った。手を伸ばして目を合わせる彼らの優しいまなざしは、MONBEBE(ファン名)にもう1つの忘れられない思い出となった。観客たちの熱い反応に支えられ、「ZONE」と「RODEO」のサビを2度、3回ずつ追加で披露した。
メンバーらは公演の終わりに10周年コンサートを終えた感想を率直に明らかにした。
「踏ん張る力で前に進む。一緒に居てくれてありがとう」(ショヌ)
「MONBEBEは私の人生の光、あなたの笑顔になる」(ヒョンウォン)
「皆さんのおかげで再び歌うことになって、生きていく」(キヒョン)
「自分のペースで進んでいくので心配しないで信じててほしい」(I.M)
「私たちはつながっている。これからも走っていく」(ジュホン)
「もうすぐ出る新しいアルバムでお見せすることが多い。楽しみにしててほしい」(ミニョク)
ソウルコンサートを成功裏に終えた「MONSTA X」は26日「ウォーターナイト釜山」に出演し、8月27~28日には横浜ぴあアリーナMMで「Connect X」を続ける。9月1日には新しいアルバムでカムバックする予定で、デビュー10周年を越えた「MONSTA X」の疾走は続く見通した。
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