同通信はフラッカリ氏が訪朝した理由や日程については明らかにしなかった。
北朝鮮は野球の不毛の地とされる。2015年までは共和国選手権大会の競技として野球の試合が開かれたとの報道があったが、その後は関連報道がない。
北朝鮮は1993年にオーストラリアで開催されたアジア選手権を最後に野球の国際大会に参加していない。
フラッカリ氏は北朝鮮の野球・ソフトボールの活性化や支援計画を議論するため訪朝した可能性がある。
フラッカリ氏は2014年に韓国を訪問した当時、「北朝鮮の野球普及のため書簡を送り、必要なら訪問する」との意思を示していた。
韓国の大韓野球ソフトボール協会の梁海榮(ヤン・ヘヨン)会長は「北に野球ソフトボール協会が新設されたようだ」として、「現時点で野球(の普及)は困難なため、(5人制の手打ち野球)『ベースボール5』を積極的にやるように勧めるために行ったようだ」との見解を示した。そのうえで、「ベースボール5は野球の普及が難しいアフリカや欧州で広まっている。その対象の一つとして北が入ったと思う」と述べた。
WBSCはホームページを通じ、今月18日に北朝鮮が加盟を申請したと明らかにした。10月16日からタイ・バンコクで開かれる総会で加盟の可否を決める。
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