原子力安全委員会と海洋水産部、環境部は今月4日、黄海北道を流れる礼成江の河口に近い韓国北西部の江華島や漢江の河口など10カ所で試料を採取し、分析した。
その結果、6カ所の海水のウラン濃度は同様の調査で異常がなかった2019年と同レベルだったことが分かった。放射性セシウムは10カ所全てで最小検出可能濃度未満か直近5年間に黄海で測定された水準未満で、重金属も法で定められた環境基準に適合していた。
政府は今回調査を行った10カ所中7カ所については毎月監視を続け、関係官庁による協議体を引き続き運営して国民の懸念に積極的に対応すると説明した。
これに先立ち一部メディアは専門家の主張として、衛星写真を分析した結果、平山のウラン工場で放射性物質に汚染された排水が礼成江から黄海に流れ込んだと報じていた。
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