メドヴェージェフ副議長は17日(現地時間)、ロシア国営“タス通信”とのインタビューで「西側諸国は事実上、ロシアに全面戦を仕掛けている」と診断し「われわれは全面的に対応しなければならない。必要なら先制攻撃も敢行しなければならない」と語った。
2008~2012年にロシア大統領を歴任したメドヴェージェフ副議長は「80年前の1945年7月17日、ソ連・米国・英国により第2次世界大戦の戦後処理のためのポツダム会談が開かれたが、西側は当時の決定を違反している」と主張し、先のように語った。
このことについて、クレムリン(ロシア大統領府)の報道官は「私はウラジミール・プーチン大統領の代弁人であるため、メドヴェージェフ副議長の発言について詳細な言及はしない」として、公式なコメントを拒否した。
ただ「メドヴェージェフ副議長は豊富な経験を積みロシアの大統領も歴任し、現在は非常に責任ある職責を担っている」とし「彼は当然、自身の意見を表現したのだろう」と語った。
つづけて「欧州で現在築かれている環境、われわれが直面している環境は、非常に非建設的で対立的かつ軍事的だ」とし「そのような懸念は全く正当なものだ」と付け加えた。
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