崔氏は「欧州連合(EU)のような共同体をつくる必要があると考え、日本でも多くの方々と話し合ったが、日本側も同じ考え」として、「日本も別の選択肢がない」との認識を表明。「今は保護貿易の時代」とし、協力による効果を共有できる国は、事実上日本が唯一との考えを示した。
両国が経済共同体を構築する場合の効果としては、「市場がより大きくなり、低コスト社会をつくれる」と述べた。
両国の歴史問題を巡る対立に関しては、「乗り越えなければならないものであり、それが問題だから(協力を)やめようという選択肢が私たちにはないと思う」と強調した。そのうえで、ドイツとフランスの歴史的な関係に触れ、「韓国と日本より対立が深かったが、その問題を乗り越えた」とし、「共に生きる方法を模索する時期が来た」と述べた。
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