姜仙祐、女性家族部長官候補者
姜仙祐、女性家族部長官候補者
女性団体が補佐官へのパワハラ疑惑が提起されたカン・ソヌ(姜仙祐)女性家族部長官候補者の自主的な辞退を求めた。

韓国女性団体協議会は16日、声明を通じて「国会人事聴聞会を通じて明らかになった姜仙祐候補者の補佐官に対する反復的な私的指示とパワハラ行為は公職者としての基本倫理を破ったものであり、決して容認できない」と明らかにした。協議会は17の市・道女性団体協議会などが含まれた女性団体協議体である。

続いて、協議会は「ゴミの分別収集や家庭内の個人のお使いに至るまで補佐官に私的な労働を繰り返し要求したということは女性家族部長官候補者としての資格がないことを証明している」と批判した。

さらに「韓国女性団体協議会全国500万人の会員は公職社会で当然守られるべき最小限の尊重と人権まで無視した姜仙祐候補者の態度に深い遺憾を表し、候補者自ら辞退することを強力に求める」と付け加えた。

29の会員団体で構成された韓国女性団体連合もこの日、姜候補者の人事聴聞会の答弁に関し「『私の不徳の致すところ』という謝罪を繰り返すだけで、事案の核心である不平等な権力関係で発生した問題の本質に対する認識や省察はなく、具体的な事実解明さえ十分ではなかった」と酷評した。

この協議体は「男女平等政策課題に対する候補者の認識も非常に憂慮される。候補者は差別禁止法、包括的性教育、不同意性交等罪のような核心課題に対し「社会的合意が必要だ」という原論的考えだけを繰り返した」と指摘した。

また「イ・ジェミョン(李在明)大統領は姜仙祐候補者の任命を撤回し、国家性平等政策を完全に導くことができる資質と力量を備えた人物を再び指名しなければならない」と要求した。

韓国女性の電話も「今回の人事聴聞会で女性家族部長官候補者の最小限の資質や能力は見られなかった。これは候補者の問題でもあるが、同時に今回の政府が描く女性家族部の像が明確でないためでもある」と批判した。

この団体は「政府は女性家族部に対する像を正し、そしてその業務をきちんと遂行する人事をせよ」と求めた。そして「これは市民の期待に応じる最小限の責任である」と指摘した。
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