共同宣言書を手に記念撮影する金東ヨン(キム・ドンヨン)京畿道知事(右)と黒岩祐治・神奈川県知事(京畿道提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
共同宣言書を手に記念撮影する金東ヨン(キム・ドンヨン)京畿道知事(右)と黒岩祐治・神奈川県知事(京畿道提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【水原聯合ニュース】韓国の京畿道と日本の神奈川県は16日、友好提携35周年を迎えて交流協力強化に向けた共同宣言を採択した。

 金東ヨン(キム・ドンヨン)京畿道知事はこの日、同道を訪れた黒岩祐治・神奈川県知事と面会し、共同宣言書に署名した。

 共同宣言書には1990年の友好提携調印から35年間、多様な分野で交流を続けてきた両自治体が共同の関心分野である高齢化への対応、気候変動、農業科学技術などでも協力関係を強化するとの内容が盛り込まれている。

 今回の会合は、金氏が2年前に日本を訪問した際に黒岩氏を京畿道に招待したことを受けて行われた。

 京畿道はアジアで初めて神奈川県と友好提携を結んで以来、公務員の相互派遣や芸術団の派遣、野球の親善交流試合など実質的な交流を続けている。

 金氏は「両地域間の共同宣言が国交正常化60周年を迎えた韓日両国の協力のモメンタム(勢い)になることを期待する」と述べた。

 黒岩氏は京畿道知事を務めた李在明(イ・ジェミョン)大統領の就任に祝意を表し、「今回の訪問を機に両地域間の友好交流がさらに深まることを期待する」と応えた。


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