LG AI研究院がハイブリッドAIを公開、LLMの性能評価で81点を獲得=韓国
LG AI研究院がハイブリッドAIを公開、LLMの性能評価で81点を獲得=韓国
LG AI研究院が、人工知能(AI)とAI推論を通じた韓国初のハイブリッドAIモデル「エクサワン(EXAONE)4.0」を公開した。

同院はエクサワン4.0を学術目的で利用できるよう、AIプラットフォーム「ハギング・フェイス」に、オープンウェイトモデルとして公開した。オープンウェイトは、LLM(大規模言語モデル)の「重み」と呼ばれるデータを外部に公開するモデルだ。

エクサワン4.0は、自然言語の理解と生成、知識を基にした素早い返答が強みとなる。LLMの性能の評価を行うためのデータセット「MMLU-Pro」において、81.8点を記録した。コーディング能力を評価する「LiveCodeBench v6」では66.7点、科学的な問題解決能力を評価する「GPQA-Diamond」では75.4点、数学関連問題の解決能力を評価する「AIME 2025」では85.3点を、それぞれ獲得した。

同院は320億パラメータの専門家用モデルと、12億パラメータのオンデバイスモデルを公開している。

同院はAIモデルの配布活動を行うAIフレンドリーと提携し、エクサワン4.0の企業向けAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)サービスを開始した。開発者から企業まで、高性能な画像処理装置(GPU)なしでエクサワン4.0を活用することができる。GPUの利用料によってサービス料金を支払い、利用する。

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