大統領室庁舎で記者会見する姜報道官=16日、ソウル(聯合ニュース)
大統領室庁舎で記者会見する姜報道官=16日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は16日、韓国が来年の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の開催国に選ばれたことに歓迎の意を示した。

 大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は同日の記者会見で、韓国の石窟庵・仏国寺、海印寺蔵経板殿、宗廟が世界文化遺産に登録されてから今年で30周年を迎えたとし、「世界遺産委員会がわが国で開かれるのは初めてで、文化大国・韓国をアピールする歴史的瞬間になるだろう」と述べた。

 姜氏は「世界遺産は過去と現在、未来をつなぐ大切な文化資産であり、気候危機や都市化、開発の圧力の中でいつにも増して持続的な保護が必要になっている。韓国もグローバルな文化大国として責任を果たす」と強調した。

 フランス・パリのユネスコ本部で開催された世界遺産委員会は15日(現地時間)、来年の開催国に韓国を選定した。来年は7月に韓国南部・釜山で開かれる予定だ。


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