6月の就業者数は2909万1000人で、前年同月比18万3000人増加した。就業者の増加幅は6カ月連続で2桁台を記録している。
就業者数は昨年12月に政府の雇用支援事業の一時終了などの影響で5万2000人減少したが、今年1月には13万5000人増え、1カ月で増加に転じた。その後、2月から4月まで10万人台の増加傾向を維持。5月には24万5000人増加し、1年1カ月ぶりに20万人を上回った。
産業別にみると、製造業の就業者は8万3000人減少した。5月(6万7000人減)から減少幅が拡大し、12カ月連続でマイナスとなった。建設業も建設不況の影響などで9万7000人減り、1年2カ月連続で減少したが、前月(10万6000人減)比では減少幅が縮小した。農林漁業も14万1000人減少した。
一方、保健・社会福祉サービス業(21万6000人増)、専門・科学および技術サービス業(10万2000人増)などは増加した。
就業率は70.3%で前年同月より0.4ポイント上昇したが、若年層(15~29歳)は45.6%で同1.0ポイント下落した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40