多様なアクティブシニアの旅先、ベトナムやモンゴルなどへも拡大=韓国
多様なアクティブシニアの旅先、ベトナムやモンゴルなどへも拡大=韓国
韓国格安航空会社(LCC)の済州航空が自社顧客のデータを年齢別に分析した結果、「アクティブシニア」と言われる60~70代の顧客が、他の年齢層よりも多様な海外の旅行地を選択する傾向が見られた。

2024年8月、20~30代の旅行先は日本(78%)、中華圏(8%)、フィリピン(7%)、タイ(7%)と、特定の国に集中していた。反面、60~70代は日本(45%)、ベトナム(22%)、中国(16%)、モンゴル(9%)、ラオス(8%)と、相対的に多様な地域を選択したことが分かっている。

特にモンゴルのウランバートルの場合、同7~8月は60~70代の割合が約7700人となり、約3300人だった前年同期に比べ2倍以上増えた。また中国の延吉も同時期、約5500人から約8500人へと50%以上増加している。

同社の関係者は「アクティブシニアが、従来の人気旅行地だけでなく新たな都市に対する関心を高め選択も多様化している。親子が共に旅する家族旅行の需要も増えている」と述べている。

済州航空は夏季の繁忙期需要に対応するため、7~8月にはプサン(釜山)~福岡を週14回、仁川~ウランバートルを週2回へと、それぞれ増便。それ以外の9路線で週50回を追加で運航する。
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