「インタビュー」「ASTRO」ユンサナ、無限の変身
「インタビュー」「ASTRO」ユンサナ、無限の変身
グループ「ASTRO」ユンサナが、“無限の変身”という修飾語にふさわしい挑戦を披露する。15日にリリースされるソロ2ndミニアルバム「CHAMELEON」で11か月ぶりに発表され、文字通り“ひと味違った”ユンサナの新しいスタートだ。デビュー10年目、ソロ2年目のアーティストとして、自分だけのカラーを見つけたユンサナは、このアルバムでより自由で自信にあふれる音楽での歩みを繰り広げる計画だ。

ユンサナ(ASTRO) の最新ニュースまとめ

作詞・作曲にラップまで…「音楽的な確信」

ユンサナは新しいアルバムについて「見知らぬ環境に応じて色を変えて適応するカメレオンのように、ジャンルに縛られずにどんな音楽でも私のカラーで表現したかった」として「その中に今の私が伝えたい話を盛り込んだ」と説明した。

過去1年間の時間はユンサナにとって今後の活動の基礎であり、良い成長版になってくれた。1stソロアルバムでの活動を皮切りに、ドラマ初主演、単独コンサートなど様々なチャレンジをした彼は「団体活動から抜けだして、ソロとしてアルバムを自ら企画して舞台を構成する経験が多かった」として「そのぶん、自らが頼もしくなった」と淡々と話した。

タイトル曲「EXTRA VIRGIN」はカントリー風のコードにヒップホップのリズムを加えたハイブリッドポップトラックだ。ユンサナはこの曲に対して「これまでしてこなかったスタイルだ。ヒップでファンキーな雰囲気が同時に感じられる」として「気持ちよく伸びるサウンドが夏と特によく似合うと思う」と語った。

続いて「1stソロアルバムがやや暗くて重量感のある雰囲気だったが、今回はより明るくてパフォーマンス中心の曲を収めた」として「ステージ上で汗をかく姿、青春のエネルギーを表現したかった。26歳の今、少年と大人の狭間、その微妙な境界の感情を込めた曲がまさに「EXTRA VIRGIN」と強調した。

何より重要なのは“確信”だった。ユンサナは「『EXTRA VIRGIN』のデモを初めて聞いた時、メンバーの兄たちにも意見を聞いたが、みんなよく似合うと言ってくれた」として、「以前は周囲の反応に揺らぐ時もあったが、今回だけは私が自ら押し切りたかった。音楽において初めて確信を持てたアルバム」だと強調した。

今回のアルバムには、ユンサナが作詞と作曲に参加した自作曲も収録された。ファンソング「Love you like fools」には「私はあなたをバカみたいに愛する」という本心からのメッセージを、「AURA」には致命的なムードを盛り込んだ。

ユンサナは「幼い頃から音楽が好きで、兄たちも音楽をしたのでバラードやアコースティックジャンルが慣れていた」として「今回はレトロダンス曲にも挑戦してみたかった」と説明した。

タイトル曲「EXTRA VIRGIN」にはラップパートんも自らこなした。彼は「気恥ずかしくもあったが、周囲の反応が良くてむしろ驚いた」として「初めは緊張したが、後では楽しむようになった」と笑って伝えた。

パフォーマンスも一層強烈になった。ユンサナは「カントリー風のコードにヒップホップのリズムが加わり、アップバウンススタイルのダンスが完成した。

「ユンサナがジャンル」…ソロでドーム公演会場入城が目標

演技活動も領域をますます広げている。23日に放送が開始するKBS2ドラマ「僕の彼女がイケメンになりました」でユンサナは、主演のユンジェ役を引き受ける。

彼は「主演は初めてだから神経を使うことが多かった。休日もカフェに行ってシナリオを分析したし、仲間の俳優たちと演技についてもよく話し合った」として「ユンジェが経験する状況を見て多くの方に共感していただきたい」と話した。

今作では、同じアイドル出身のアリン(OH MY GIRL)と呼吸を合わせた。彼は「アリン俳優が私より演技では先輩でもあり、かつて年末のステージで一度会ったことがあって初めは少しぎこちなかった。ところがまた会ってみると先に気を使ってもらって、私も自然にリラックスできた」として「メロドラマラなのでスキンシップのシーンが多くて、初めて緊張した。おかげで感情が自然に表現出来たと思う」と付け加えた。

2025年は「ASTRO」のデビュー9周年になる年だ。ユンサナは「7年目を過ぎて多く悩んだが、月に1回ずつお互いに名残惜しかった点を打ち明ける時間を持ったのが、グループが長続きした秘訣だった」と振り返った。

最近コンサートを準備しながらグループの心強さを再び感じたというユンサナは「リーダーのMJ兄さんが『お互いに苦しい時期までも楽しもう』と話したが、その瞬間がとても素敵だと感じた」と伝えた。

故ムンビンさんに対する懐かしさも心から告白した。ユンサナは「ステージで泣かないようにしたが、今回は我慢できなかった」として「ビン兄さんがいつも言っていたように、ファンの前では強い姿を見せたかったが、今回のコンサートでは感情が自然に流れてしまった」と打ち明けた。

また、立ちたいステージもある。「ASTRO」として夢を叶えたドーム公演だ。ユンサナは「あのステージで走り回ってファンと目を合わせた瞬間をまだ覚えている」として「いつかはソロアーティストとしてもそのステージに立ってみたいという夢ができた」と話した。

最後にユンサナは、自分だけの音楽について確固たる考えを示した。彼は「数字や成果にこだわるよりも、長い時間が経ってもプレイリストに残る音楽を作りたい」として「『サナがジャンルだ』という話を聞いた時、その言葉が私には大きな慰労でありプライドになった。これからもユンサナの道を黙々と歩いていく」と約束した。
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