14日SBSの報道によると、音声チャットプラットフォーム「ディスコード」のチャンネル「7時暴言バトル」は、いたずら電話などのコンテンツを制作し視聴者から後援金を得ていた。
ディスコードチャンネルは音声チャットを主に行うプラットフォームで、主に10代~20代の若者がゲームをしながらコミュニケーションを取るために使われる。アプリ分析サービスのワイズアプリ・リテイルによると、ことし1月から5月までに10代~20代の世代が最も多く利用したサービスの2位だった。1位は大学コミュニケーションアプリ「エブリタイム」だ。
当初、ディスコードは小規模な知人同士で円滑に音声チャットをするために使用されたが、ここ数年間は有名なユーザーが他人と「暴言バトル」をするコンテンツが活発になった。そして、公共機関にいたずら電話をかけ視聴者から後援金を得るようになった。
このチャンネルの運営者と推定される人物は交番に電話をかけ、子どもの声を真似て「お父さんがたたいた」と暴行に遭った状況を演出したり、駐韓英国大使館に電話をかけ、「拉致された。横で銃を持っている」などと話した。大使館側がいたずら電話であることを疑うと、暴言とともに「録音しろ。どうするつもりだ?」と嘲弄(ちょうろう)した。
昨年10月、ソウル・クァンジン(広津)区にあるオリニ大公園に「爆発物を設置した」といたずら電話をかけ、市民が退避する騒動が起きたのもこのチャンネルによるものだったとSBSは伝えた。
警察はこのチャンネルに対する内偵捜査に着手した状況だ。
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