北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記、左)は12日、東部・元山でロシアのラブロフ外相と面会した=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記、左)は12日、東部・元山でロシアのラブロフ外相と面会した=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】ロシア・モスクワと北朝鮮・平壌を結ぶ直行便が27日(現地時間)に運航を開始する。ロシア運輸省が14日、発表した。

 ロシアのタス通信によると、運輸省はロシアの航空会社、ノードウィンド航空が27日からモスクワ―平壌線を運航すると説明した。飛行時間は片道約8時間だという。

 ノードウィンド航空は先月、ロシア航空当局に同路線の運航許可を申請し、今月9日に承認を受けた。現在、両国間では極東ウラジオストクと平壌を結ぶ便が運航されている。

 ロシアと北朝鮮は昨年、「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結してから交通分野の協力も強化している。

 今年4月には両国を陸路で結ぶ北朝鮮・豆満江の自動車橋の着工式が開かれた。先月は新型コロナウイルスの影響で約5年間運行が停止されていた平壌とモスクワ、ハバロフスクを結ぶ直通列車の運行がそれぞれ再開された。

 今月11~13日(日本時間)に北朝鮮東部・元山を訪問したロシアのラブロフ外相は、両国間の海洋交通路も復元する計画だと明らかにした。


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