韓進、上半期営業利益6.8%アップ...「グローバル物流で収益性改善」
韓進、上半期営業利益6.8%アップ...「グローバル物流で収益性改善」
総合物流企業の韓進(002320)は2025年上半期も業績改善の勢いが続いた。宅配運営の効率化とグローバル物流需要の増加が業績の上昇をけん引したことが分かった。

韓進は2025年第2四半期における連結基準暫定売上高が7437億ウォン(約793億円)となり、前年同期比で1.3%増加したと、14日に公示した。営業利益は370億ウォン(約39億円)となり、前年と同様の水準を記録した。上半期累計基準では売上高1兆4728億ウォン(約1570億円、1.8%増加)、営業利益643億ウォン(約69億円、6.8%増加)と集計された。

韓進は不確実な市場環境の中でも内実経営に力を注いできたと説明した。主力事業である宅配部門ではテジョン(大田)メガハブターミナルを中心にした運営効率化で原価削減と収益性の改善が成し遂げられた。

物流部門とグローバル部門も業績改善に影響を与えた。物流部門ではプサン(釜山)新港をはじめとする主要港湾の荷役物流量の増加が業績の上昇をけん引した。グローバル部門ではEコマース輸出入の増加と新規荷主誘致により海上・航空フォワーディング物流量が拡大し、アメリカ・ベトナム・日本など主要海外法人の業績も同じく改善された。

韓進の関係者は「国内外の不確実性と競争の激化の中でも安定的な成長を維持している」とし「宅配と物流など中心事業の競争力を高めて、グローバル拡大戦略を通じて中長期の成長基盤を引き続き確保していく」と述べた。
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