韓国　きょうのニュース（７月１４日）

◇尹前大統領の強制連行ならず　１５日出頭を再要請＝韓国特別検察官

　昨年１２月の尹錫悦（ユン・ソクヨル）韓国前大統領による「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件を政府から独立して捜査する特別検察官チームは１４日、出頭要請に応じなかった尹氏の強制連行を試みたが、失敗に終わった。朴志英（パク・ジヨン）特別検事補が同日の記者会見で、矯正当局から強制連行を行うのは難しいとの連絡を受けたと明らかにした。

◇閣僚候補の人事聴聞会が本格スタート　混乱相次ぐ

　李在明（イ・ジェミョン）大統領が指名した女性家族部、科学技術情報通信部、海洋水産部、統一部の長官候補者らの人事聴聞会が１４日、国会の各委員会で始まり、与野党が激しく対立した。科学技術情報通信部長官候補に指名された裵慶勲（ペ・ギョンフン）氏の閣僚としての資質を検証する国会科学技術情報放送通信委員会は与野党議員が着席してから約５分後に、開会の手続きが中断した。女性家族部長官候補に指名された姜仙祐（カン・ソヌ）国会議員の人事聴聞会も与野党が舌戦を繰り広げ、開会から１４分で停会した。

◇大学病院手術室で火災　原因は医療用コンセントか

　１４日午前８時１０分すぎ、南西部・光州市にある朝鮮大学病院の３階にある手術室で火災が発生した。火元は手術室内の電力供給装置とみられている。複数の種類のプラグが使える医療用マルチコンセントで、当局は火災当時、このコンセントに医療機器が接続されていたことを確認した。当局は漏電や過負荷、ショートなど電気関係が出火の原因である可能性が高いとみている。

◇ビットコイン　韓国取引所でも最高値を更新

　韓国の暗号資産（仮想通貨）取引所のアップビットで１４日、代表的な暗号資産のビットコインが１億６４９９万６０００ウォン（約１７６０万円）をつけ、最高値を更新した。世界市場では初めて１２万ドル（約１７６８万円）を突破した。