イ大統領は13日、ソウルで開かれた世界政治学会(IPSA)ソウル総会の開幕式の演説で「2023年12月3日に起きた親衛軍事クーデターは、世界を2度驚かせた」とし「一つ目は『世界10位の経済大国でクーデターが起きた』という事実、二つ目は『一滴も血が流れずこれを国民が退けた』ということだ」と語った。
イ大統領は「当時、戒厳により国民が血と涙で守ってきた自由民主主義的な基本秩序は容赦なく踏みにじられたが、国民は希望を打ち立てた」とし「市民たちは体を張って装甲車と銃剣に立ち向かい、国会議員たちは塀を超え戒厳解除に乗り出した」と回想した。
またイ大統領は「民主主義を完成させる本当の力は制度自体ではなく、それを守ろうとする国民の切なる熱望と実践だ」とし「わが国民はその事実を全世界に証明し示した」と語った。
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