12日、法曹界によると尹前大統領の弁護団は、特検チームが調査への出席を求めた14日午前にソウル拘置所で尹前大統領と会い、出席の意思を確認する予定だ。
弁護人側は「拘置所の内部が暑く、尹前大統領が糖尿病で食事を少なくするため、調査に応じて積極的に供述する意欲自体が拘束前に比べ、大きく低下している」と伝えた。
特検チームは尹前大統領が10日未明、裁判所の拘束令状発給で再拘束された後、11日午後2時に初調査を進めると通知した。
しかし、尹前大統領が欠席理由書を出して不発になった。
特検チームは拘束には‘拘引’の意味もあるため、今後このようなことが続くなら強制拘引して調査を進める方案を検討している。
パク・ジヨン特検補は前日、ブリーフィングで「不出席が適当だと判断されるなら分からないが、そうでない場合、刑事訴訟法の手続きにより進めると見てよいと思う」と述べた。
さらに「拘束には拘禁と拘引が含まれ、そのような観点で次の段階を検討するという意味だ」と明らかにした。
拘置所訪問調査の可能性については「基本的には召喚を原則とし、拘置所での訪問調査は計画していない」と述べた。
2017年には、パク・クネ(朴槿恵)元大統領は拘束されてから4日後に検察がソウル拘置所を訪れ、調査を進めたことがある。
イ・ミョンバク(李明博)元大統領の場合、検察が3回にわたって訪問調査を試みたが、いずれも拒否され、対面調査に失敗したことがある。
特検チームは、拘束令状に明記した犯罪事実の他に、外国為替の容疑まで適用し、尹前大統領を起訴する案を検討している。
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