「街路樹にナイフを刺して…」凶器を持った犯人は現職警察官だった=韓国
「街路樹にナイフを刺して…」凶器を持った犯人は現職警察官だった=韓国
韓国で現職の警察官が、チョンブク(全北)特別自治道ナムウォン(南原)の市街地で凶器を持って歩き回っていたところを逮捕された。

 11日、MBCの報道によると、今月3日午後2時ごろ、「ある女性が街路樹に向かってナイフを刺した」という通報が警察に寄せられた。

 通報を受けた警察が現場に出動し、その女性を逮捕した。身元を確認したところ、その女性はチョンジュ(全州)市ワンサン(完山)区の警察署に所属するA巡査であることが判明した。

 全北南原警察署は、凶器による騒乱の容疑で全州完山区警察署所属のA巡査を書類送検した。

 A巡査は、凶器を手に南原市内の飲食店に入るなど、市街地を徘徊した疑いが持たれている。ただし、通行人に対して凶器を振り回すなどの行動はなかったと伝えられている。

 調査の結果、A巡査は1日から病気休暇中だったことが確認された。

 警察は、A巡査をまず家族に引き渡して治療を受けさせ、同僚などを対象に詳しい経緯を調べている。

 警察関係者は「被疑者は精神疾患を患っており、現在は病院に入院している」とし、「凶器を持って外に出た経緯などについて調査を進めている」と説明した。
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