ソウル警察庁によると、極右系ユーチューバーのアン・ジョングォンさんが主宰する「ベラード」は、この日の午後2時から午後7時までキョンギド(京畿道)のウィワン(儀旺)市のソウル拘置所付近で、尹錫悦前大統領の拘束を糾弾する集会と行進を行う計画だ。事前に届け出された参加人数は5000人だ。
尹前大統領は職権乱用権利行使の妨害、特殊公務執行妨害、虚偽公文書の作成および行使などにより10日間拘束された。内乱を主導した疑いで拘束されたが、裁判所の拘束取り消し決定により3月8日に釈放されてから124日ぶりだ。その後、尹前大統領は一般収容棟で約2坪の独房に収容された。
チョ・ウンソク特別検事チームは尹前大統領の外国為替疑惑に対する捜査に着手する予定だが、尹前大統領の支持層はこれに強く反発している。
尹前大統領が内乱特別検察官の対面調査に出席することを決めて以降、支持者らは毎週末集会を開いている。特に尹前大統領の拘束前被疑者尋問が開かれる9日、ベラードと新自由連帯などの尹前大統領の支持団体は令状を棄却すべきとの趣旨でソウル中央地裁一帯で集会を開催した。現地では尹前大統領の拘束を要求する団体らと対峙したと伝えられた。
同性愛と同性婚に反対する国民連合もこの日の午後3時から午後6時まで、シチョン(市庁)駅8番出口からソウル市チュング(中区)のスンレムン(崇礼門)付近で集会を開く。この日の集会には5000人が参加するものと予想されている。参加者らは1時間30分にわたり発言を行い、その後約1時間行進を行った後、国政企画委員会で書案を提出する。
同団体は新政権が「女性家族部」を「性平等家族部」に拡大改編するとの政策に反対する主張を行う予定だ。性平等家族部への名称変更が家族制度と性別の概念などに混乱を招きかねず、男女平等にトランスジェンダーなど多様な性アイデンティティを含んではならないと同団体は主張している。
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