ワーカーインスペースとKT SATは、4月から協力を進めてきていた。KT SATが運用中もしくは運用予定の人工衛星に対する姿勢制御サービスや燃料補給、修理といったサービスに関し、ワーカーインスペースによる技術検証が成功した場合、KT SATはこれらのサービスを導入する。
ワーカーインスペースは、韓国初の人工衛星寿命延長サービス、および宇宙での生産・製造・組み立てサービスの提供を目指し、韓国航空宇宙研究院出身で慶尚国立大学教授のキム・ヘドン氏が2024年1月に設立した。同年8月、投資を誘致し、2025年1月にはセジョン(世宗)市に260坪規模の研究所を開所した。
KT SATのチェ・ギョンイル専務は「当社が人工衛星寿命延長サービスで宇宙産業に挑むスタートアップを支援することで共存を実現し、当社としても業務上の支援を受けることに期待する」と述べた。
ワーカーインスペースは今回のLOIを機に、世界の宇宙産業へ進出するための技術開発を行い政府機関の関連部署と共に海外の顧客開拓を進めていく計画だ。
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