特別検察官側は「ソウル拘置所に対し、出頭できない健康上の問題が確認されたかどうか資料を要請した」として、「それに相応する次の段階の措置を取る」と述べた。強制連行する可能性に関しては、「欠席が妥当と判断されれば分からないが、そうではない場合は刑事訴訟法の手続きに従って進められる」と説明した。
特別検察官は10日、非常戒厳を巡る閣僚の審議権の行使妨害や虚偽の戒厳宣言文の作成・廃棄など五つの疑いで尹氏を逮捕。11日午後に出頭し、取り調べに応じるよう求めていた。
尹氏は健康面以外の具体的な欠席理由は明らかにしなかった。
尹氏は今年1月、内乱などの容疑で逮捕された際も捜査機関の出頭要請に応じなかった。当時、捜査機関「高位公職者犯罪捜査処」は強制連行や拘置所での取り調べなどを試みたが、尹氏は弁護士との接見を続けながら取り調べに応じなかった。
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