済州島南の上空で11日に実施された韓米日の合同空中訓練(国防部提供)=(聯合ニュース)
済州島南の上空で11日に実施された韓米日の合同空中訓練(国防部提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は11日、韓米日3カ国が韓国南部・済州島南の上空で合同空中訓練を行ったと発表した。訓練には米空軍のB52H戦略爆撃機や韓国空軍のKF16戦闘機、日本の航空自衛隊のF2戦闘機などが参加した。B52Hが朝鮮半島上空に展開するのは今年初めて。

 訓練は3カ国の制服組トップによる会議がこの日、ソウルで開かれたのに合わせて実施された。

 3カ国は先月18日にも済州島南の上空で合同空中訓練を行った。当時、戦略爆撃機は参加しなかった。

 先月4日に韓国の李在明(イ・ジェミョン)政権が発足して以来、3カ国の合同空中訓練が実施されるのは2回目。

 国防部は今回の訓練について、「高度化する北の核・ミサイルの脅威に対する韓米日の抑止・対応能力を向上させるため実施した」として、「3カ国は緊密な協力に基づき訓練を継続していく中、北の脅威を抑制し、共同で対応できるよう協力していく」と明らかにした。


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