李在明大統領
李在明大統領
イ・ジェミョン(李在明)大統領は10日「断絶した南北関係の修復のために努力しなければならない。南北の平和・共存が韓国の安保のために最も現実的で実用的な選択肢だ」と述べた。

李大統領はこの日の午後、大統領室で就任後初の国家安全保障会議(NSC)を主宰し、このように言及したとカン・ユジョン(姜由楨)大統領室報道官がブリーフィングを通じて伝えた。

また、李大統領は「安保が動揺すれば経済も崩れ、私たちの日常も安全ではない。国民の暮らしを安全に守るよう、知恵を集めてほしい」と求めた。

特に、李大統領は「国家安保は事後対応よりは事前予防が重要だ。揺れ動く国際秩序の変化はもちろん、国内政治状況と朝鮮半島の特殊性を反映した北朝鮮の変数まで総合的に調べなければならない」と強調した。

さらに「関係部処が皆一丸となって国益を最優先にしながら平和と実用、国民の安全に邁進しなければならない」と注文した。

この日の会議は午後4時40分から2時間10分ほど行われた。姜報道官は、今年下半期に予想される主要安保懸案を事前に検討し、対応策を話し合う方式で進められたと説明した。
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