昨年11月に実施された「フリーダム・エッジ」の様子(韓国軍合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
昨年11月に実施された「フリーダム・エッジ」の様子(韓国軍合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国・米国・日本は11日にソウルで開かれる3カ国制服組トップによる会議で、複数領域を対象にした共同訓練「フリーダム・エッジ」を9月に実施することで合意する見通しだ。複数の軍消息筋が10日、明らかにした。

 11日の会議には韓国軍の金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長と米軍のダン・ケイン統合参謀本部議長、日本の自衛隊トップの吉田圭秀統合幕僚長が出席する。

 フリーダム・エッジは韓米日の安全保障協力を強化するため、昨年6月27~29日に韓国南部・済州島南方の海上で初めて行われ、3カ国は▼海上ミサイル防衛▼防空戦・空中訓練▼対潜水艦訓練▼捜索救助▼海洋遮断▼サイバー防衛――など複数領域での訓練を実施した。

 昨年11月13~15日には第2回フリーダム・エッジが実施され、韓米日は▼海上ミサイル防衛▼空中訓練▼海上攻防戦▼対海賊▼対潜水艦戦▼防空戦▼サイバー防衛――の七つの訓練を実施した。

 9月に3回目のフリーダム・エッジが行われれば、10カ月ぶりの実施となる。

 今年1月のトランプ米政権発足と6月4日の李在明(イ・ジェミョン)大統領就任以降では初の実施で、韓米日安保協力の基調を維持するという3カ国の意志が反映されたものと分析される。

 今回の韓米日会議では域内の安保環境を評価し、北朝鮮の軍事的脅威に対する対応策も議論する予定だ。


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