サムスン電子は3大展示会にそれぞれ展示スペースを設け、テレビや携帯電話、液晶ディスプレー、半導体などの新製品を国内の顧客に披露した。エコ素材の発光ダイオード(LED)バックライトを用いた液晶テレビ「PAVVボルドー950」をはじめとした多彩な液晶・プラズマテレビラインナップが展示場を飾り、携帯電話市場の話題作「Anycall HAPTIC2」やツイン液晶パネル携帯電話機「スタイルレポート」などが顧客の視線を引きつけた。
また、同社の高音質サウンド技術「DNSe 3.0TM」を適用した最新MP3プレーヤーも国内で初公開され、好評を博した。一般の顧客が目にする機会が少ない「SATAll」2.5インチ256ギガバイトMLC SSD、フュージョンメモリー1ギガビットOneDRAM、業界で初めて50ナノプロセスを適用した2ギガビットDDR3 DRAMなど、先端の半導体ラインナップも紹介している。
一方、LG電子は、エコ傾向を反映し節電製品のデモンストレーションを行う「節電ゾーン」、家にいながらにして劇場の雰囲気を感じられる「ホームシアターゾーン」、最新携帯電話を体験できる「タッチ・ザ・ワンダーゾーン」、料理の実演を行う「料理教室ゾーン」などに分け、展示スペースを構成した。液晶バックライトのスキャニング効果により1秒当たり240枚の映像を具現する「Impulsive240ヘルツ」を直接デモンストレーションするなど、優れた映像技術力のアピールに焦点を当てている。このほか、見る角度によって異なるイメージを見せるディスプレーやプレミアムフラットテレビ、より洗練されたデザインの液晶モニターも紹介している。
また、LGディスプレーは「反射のない液晶」、厚さ11.8ミリメートルの47インチテレビ用液晶パネル、四角形という固定概念を脱した楕円(だえん)形やフレキシブルな液晶ディスプレーなど、先端ディスプレーを総出動させ来場者の目を引いた。
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