36度を示すソウル市内の公園に設置された温度計=9日、ソウル(聯合ニュース)
36度を示すソウル市内の公園に設置された温度計=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で記録的な猛暑となった8日、全国516の救命救急センターを訪れた熱中症患者は計238人で、このうち1人は死亡した。疾病管理庁が9日発表した。

 1日の熱中症患者の数が200人を超えるのはまれ。8日はソウルで1908年の観測開始以来、7月上旬(1~10日)の最高気温となる37.8度を記録するなど各地で記録的な猛暑となった。

 5月15日から7月8日までに救命救急センターを訪れた熱中症患者は計1228人となった。昨年(5月20日から7月8日)の486人に比べ、約2.5倍に増えた。今夏、熱中症が原因で死亡したとみられる人の数は8人になった。

 疾病管理庁によると、2011年の統計開始以来、熱中症が原因で死亡した人の数は昨年までに計238人(男性145人、女性93人)で、このうち156人は60歳以上だった。


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