金建希氏(資料写真)=(聯合ニュース)
金建希氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市教育庁が、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏の修士学位を取り消した淑明女子大から金氏の教員免許の取り消し申請を受けて関連手続きに着手したことが、9日までに分かった。

 金氏は1999年、スイスの画家パウル・クレーの作品を扱った論文で同大教育大学院の修士学位を取得し、教員資格証を与えられたが、同大は論文を「剽窃(ひょうせつ)」と判断して学位を取り消した。

 小・中等教育法によると、「うそやその他の不正な方法で資格証を取得した場合」は取り消しの対象となる。

 ソウル市教育庁は近く金氏側の主張を聞く方針だ。

 同庁の関係者は「適法な手続きの履行と十分な意見聴取後、関連法令に従い公正に処分する」と述べた。


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