救命救急センターが設置されている市内の病院70カ所が参加する監視システムによると、5月15日から7月7日までに確認された熱中症の患者数は計85人で、昨年(5月20日~7月7日)の27人に比べ約3倍に増えた。
今年は早くから暑くなったため、監視システムの運営開始が昨年より5日前倒しされた。
ソウルの熱中症患者は屋外作業場(13%)より路上(53%)、運動場・公園(17%)など野外での余暇活動中に多く発生した。
また、午後(25%)より午前(10~12時、44%)に、65歳以上の高齢者(16%)より30~40代の壮年層(46%)が多かった。
路上で発生した熱中症患者45人のうち、56%(25人)は午前中に始めたランニング中に発症し、年齢層は20代が4人、30代が9人、40代が8人、50代が4人だった。
市は比較的涼しい午前中や若くて健康な人でも水分摂取や体調管理が不十分な場合は熱中症になる可能性があるとして、猛暑の時期は屋外での作業や運動を控えるよう呼びかけた。
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