朴贊大共に民主党議員、内乱特別法を発議…「内乱政党に対する補助金遮断」＝韓国

共に民主党（与党）代表選挙に出馬したパク・チャンデ（朴贊大）議員は8日、‘内乱特別法’を代表発議した。

キム・ヨンミン（金容民）、パク・ソンジュン（朴省俊）、ノ・ジョンミョン（盧宗勉）議員はこの日の午後、ソウル市ヨイド（汝矣島）の国会本庁議案課に朴議員が代表発議した法案を提出した。

金議員は法案提出後、記者団に対し「昨年12月3日の内乱を完全に終息させることができる内乱特別法を朴贊大議員が代表発議した。60人以上（の議員たちが）共同発議した」と伝えた。

これに先立ち、朴贊大議員はこの日、チョルラドプクド（全羅北道）議会で記者会見を開き「共に民主党の心臓であるチョルラド（全羅道）でユン・ソギョル（尹錫悦）による内乱を完全に終息し、新しい大韓民国に出るための特別法発議を報告申し上げる」と予告した。

特別法には、内乱犯赦免・復権の制限、内乱犯排出の政党に対する国庫補助金の遮断、内乱裁判専担特別裁判部の設置、内乱自首・自白者および情報提供者に対する刑事上の処罰減免、内乱犯‘特定人事’措置の是正などの内容が盛り込まれた。

金議員は、法案の適用時点と対象への質問に対し「内容によって異なるが、昨年12月3日の非常戒厳を基点に発生するものについて適用されると理解してほしい」と答えた。

国庫補助金遮断に関しては「内乱首謀者、内乱重要任務従事者などに有罪が確定する場合、当該政党の国庫補助金を制限する内容を法案に盛り込んだ。国民の血税で内乱を擁護する非現実的状況が発生することなく、1日も早くまともに原状回復できるための措置である」と強調した。

さらに、「（国庫補助金）還収措置まで可能にするよう強力に入れておいた」とし、「時期は12・3非常戒厳が基準」とも述べた。