昨年9月、ソウルの飲食店で会合を開いた李大統領(右)と金鍾仁氏=(聯合ニュース)
昨年9月、ソウルの飲食店で会合を開いた李大統領(右)と金鍾仁氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が米国や日本など14カ国・地域への特使派遣を検討しており、米国への特使には保守系最大野党「国民の力」で臨時執行部トップの非常対策委員長を務めた金鍾仁(キム・ジョンイン)氏が有力視されていることが7日、分かった。来週にも特使団の人選が発表される見通しだ。

 金氏は2016年の総選挙では革新系与党「共に民主党」の非常対策委員長を務めるなど、保守と革新の垣根を越えて活動してきた。今年6月の大統領選を控えた5月には李大統領が金氏と昼食会を開き、国政運営に対する助言を求めていた。

 また、日本には丁世均(チョン・セギュン)元首相、中国には朴炳錫(パク・ビョンソク)元国会議長の派遣を検討しているもようだ。

 また、オーストラリアへの特使には金振杓(キム・ジンピョ)前国会議長、ポーランドには朴智元(パク・ジウォン)国会議員の名前が挙がっている。


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