「チャジャン麺1皿1000ウォン(約105円)」の中華料理店が話題に=韓国
「チャジャン麺1皿1000ウォン(約105円)」の中華料理店が話題に=韓国
物価高時代にチャジャン麺1皿をたったの1000ウォン(約105円)で販売する中華料理店がオープンし話題になっている。

7日各種オンラインコミュニティーとSNSには、今月1日にオープンしたテグ(大邱)の中華料理店のレビューが掲載されている。

この食堂の代表的なメニューであるチャジャン麺は1皿1000ウォンで販売されている。チャジャン麺の大盛は2000ウォン(約210円)、特盛は3000ウォン(約310円)だ。タンスユク(酢豚)は小が5000ウォン(約520円)、大が8000ウォン(約840円)で、焼きマンドゥ(餃子)は8個2000ウォンで提供される。そのほか、季節メニューとして中華うどんが3500ウォン(約370円)、大盛は4500ウォン(約470円)だ。

この店は大邱で流動人口が最も多いことで知られる大邱地下鉄1・2号線の乗り換え駅であるパンウォルダン(半月堂)駅付近の地下商店街にある。

オープンの日に食堂を訪れたユーチューバーのシャニパパ氏は、「実際にこの目で見ても信じられない」とし、「現在、ユーチューブなどの全てのSNSで『最安値の中華料理店』と紹介された食堂は(情報を)更新すべき」との反応を見せた。

この映像が話題になると、店主は「私は20年前から1000ウォンで販売した。私は商売をする人ではなく事業をしている人だ」とし、「大きな欲はない。一生懸命にやる。応援してもらいたい」という書き込みをした。

店主が9年前に全国の飲食店を紹介する番組に出演したことも再び注目されている。店主は当時、「1000ウォンのチャジャン麺はいつまで販売するんですか」というプロデューサーの質問に、「私に力があり、お客さんが来てくれるなら、(今後)長い期間、続けるのではないかと思う」と話した。

ただ、いつでも1000ウォンのチャジャン麺を食べられるわけではない。オープン初日から客が並んで入場を待つこの店は、材料がなくなるまでしか営業しておらず、午前10時に開店し午後1時ごろには営業を終了するという。

1000ウォンのチャジャン麺が登場したという情報を聞いた多数のネットユーザーらは、「店主は本当に幸せになるだろう」、「すばらしい方だ」、「ボランティアのようだ」などと店主を応援する書き込みをした。

ただ、一方では「ある程度、価格を合わせるべき。周りの店のことを考えていないのか」、「本人は骨折り損で、ほかの店には被害を与える」などの批判的な反応も見られた。
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