猛暑でアスファルトがアイスクリームのように溶け、下水溝に流れる=韓国
猛暑でアスファルトがアイスクリームのように溶け、下水溝に流れる=韓国
連日の猛暑によりアスファルトの道路がまるで溶けたアイスクリームのようにどろどろになり、下水溝にまで流れる様子が見られた。

7日ウルサン(蔚山)市と複数のメディアによると、蔚山市のあちこちでアスファルト道路が盛り上がったり変形する現象が発生している。

蔚山市プク(北)区の小学校前にあるバス停付近の道路ではアスファルトがまるで溶けたアイスクリームのようにどろどろになり、原型をとどめていない様子だ。

この過程で一部のアスファルトは道路脇の下水溝にまで流れ、道路の境界を表示する黄色い車線は消え、本来の機能を失ってしまった。

これは高温でや軟らかくなったアスファルトが大型車の重さに耐えきれず盛り上がったり変形することで現れる「塑性変形」だ。

付近のバス車庫地に重量のあるバスが繰り返し通行することで道路の変形に影響を与えたと推定される。

石油を原料とするアスファルトは高温にさらされると軟らかくなる特性があり、猛暑が続く夏には「塑性変形」が発生することが多くある。

この場所のほかにも都心のあちこちで車線がゆがんだりアスファルトがでこぼこになった道路が目撃されていると伝えられた。

蔚山市は住民に不便が発生したこの区間のアスファルトを取り除き、内部を補強した後、再舗装する予定だ。
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