結婚?「お金もないのに」「あえて…」「なぜ?」=韓国
結婚?「お金もないのに」「あえて…」「なぜ?」=韓国
韓国では「出産率の減少」とともに「非婚率」にも関心が集まっている中、結婚をしない理由して「経済的な負担が大きいため」という世論調査の結果が発表された。

韓国の新聞社“ヘラルド経済”が先月28日から7月4日まで、ホームページを訪れた読者たちを対象に “結婚しない理由”に関する調査を実施した結果、「結婚資金や新居の準備などによる経済的要因」という回答(32.09%)が最も多かった。

今回の調査で回答した296人のうち95人は「結婚資金・新居・育児などを考えただけでも気が遠くなる」として、経済的負担を「非婚」の最も大きな理由にあげている。

つづいて「ひとりが楽だ」(29.39%・87人)・「法的結婚の必要性を感じない」(23.64%・70人)などの順で、その他「仕事が優先」や「キャリア断絶への負担」などの回答もあった。

特に注目すべき点は、「ひとりが楽だ」と「必要性を感じない」という回答を合わせると計52%に達していることだ。これは、回答者の半数以上が事実上「自発的な非婚」を選択したことになる。

一部の専門家たちは「『結婚と出産は必須でなく選択』と思う人はこれからも増えるだろう」とみている。

このような「結婚率の減少」すなわち一人世帯の増加は、出産率の低下・老後の不安定・社会連帯の弱化など、多様な社会的問題を伴うことになる。

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