「日本大地震、7月5日 午前4時18分」予言のD-day=韓国報道
「日本大地震、7月5日 午前4時18分」予言のD-day=韓国報道
7月5日。日本で話題となっている予言マンガ『私が見た未来』で予告された大地震の日である。特にこの10日間、トカラ列島周辺だけで地震が1000回以上発生しており、不安感がさらに高まっている。

 たつき諒の漫画には、「2025年7月5日午前4時18分、東日本大震災の3倍に達する巨大津波が発生する」という内容が描かれている。

 4日、日本のNHKによると、トカラ列島周辺では先月21日からこの日午前6時までに震度1以上の地震が1151回発生した。特に前日の午後4時13分ごろにはマグニチュード5.5の地震が発生し、壁のタイルや窓ガラスが破損する可能性のある震度6弱の強い揺れが観測された。トカラ列島でこれほどの強震が観測されたのは今回が初めてである。

 これを受けて、トカラ列島の悪石島(あくせきじま)に住む住民13人がこの日、鹿児島市へ避難した。住民を乗せたフェリーは午後6時ごろ港に到着する予定で、住民たちは地域が用意した宿泊施設に滞在する予定である。避難期間は約1週間と見られているが、地震の状況によっては延長される可能性もある。

 フェリーに乗船した女性Aさんは、NHKの取材に対し「いつ地震が来るか分からず眠れず不安だったが、今は安心して眠れるという気持ちだ」と語り、「島には動物を飼っていて避難したくてもできない人もおり、残っている人たちが心配」と述べた。

 島で畜産業を営む住民Bさん(67)は読売新聞に対し、「(地震が起きたとき)下から突き上げられるような揺れを感じ、お尻が浮き上がりそうだった」と話し、「牛や犬も飼っているので島を離れることはできず、命を最優先に考えて今後に備えたい」と語った。

 また、2021年や2023年の地震の際にも島に残った消防団員Cさん(28)は、「今回も消防団員としての任務を全うするため島に残るつもりだ」と述べ、「過去と比べても、ここまで長引くとは思わなかった。一日でも早く収まることを願っている」と話した。

 一方、1999年に出版されたたつき諒の漫画『私が見た未来』は、2011年の東日本大震災や新型コロナのパンデミックを予言したと注目を集めた。

 2021年の完全版では「その災害が起こるのは2025年7月です」とし、「日本とフィリピンの間の海底が噴火し、太平洋周辺諸国に東日本大震災の3倍の高さの津波が押し寄せる」と記されていた。さらに「夢を見た日が現実となる日なら、次の大災害の日は2025年7月5日です」と、具体的な日付まで特定していた。

 しかしたつき諒は最近、自伝的エッセイ『天使の遺言』を出版し、「夢を見た日が何かが起きる日ではない」として、「2025年7月5日」という具体的な日付による予言を否定した。彼は「過去の例をもとに編集部が急いで作業したため、混乱した表現になったようだ」と述べ、日付の特定は編集過程で反映されたものであることを示唆した。
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