これによりNH農協銀行は、韓国の銀行として初めて生成AIをバンキングサービスに導入することになる。AI支店およびAIバンキングシステムやAIを使った資金管理・経営情報システムの構築、AI顧客サービスの拡大など、ウェブキャッシュグループと全般的な協力を行う。
ウェブキャッシュグループの金融特化AIエージェントプラットフォームは、企業の既存のシステムを変更せず導入できる。このため本来AIシステムの構築に必要な人材を従来比で80~90%削減し、期間は6カ月以内へ短縮できる。
NH農協銀行は9月、AIが搭載された企業向け統合資金管理サービス「ハナロブランチ」を提供開始し、年内にはAIインターネットバンキングシステムの構築にも着手する計画だ。同システムが完成すれば、経理担当者の場合「今月の給与内容を送って」という自然言語での命令による業務遂行が可能となる。
これに先立ちウェブキャッシュグループは、2021年から約100億ウォン(約10億5696万円)を投資しAI関連のR&Dを進めてきていた。
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