イ大統領はこの日、就任から30日を迎えたことで記者会見を開き、この1か月を振り返りながら、今後の4年11か月における国政運営の青写真を掲げた。
イ大統領はまず、この30日間における外交安保分野の成果について「民主韓国の帰還を宣言し、国際舞台に復帰した」と意味づけした。
つづけて「G7(主要7か国)サミットに出席し、民主主義の回復・経済の回復・正常外交の回復を全世界に知らせた」とし「偉大なわが国民の底力のおかげで韓国の国格を再び回復し、外交の地平を広げることができた」と語った。
つづけてイ大統領は「国家正常化の口火を切ったが、まだ行く道は遠く険しい」とし「国家の第1責務として、国民の安全かつ平和な日常に責任を持っていく」と強調した。
またイ大統領は「韓国は世界5位の軍事力を誇っている」とし「強力な軍事力を基に、挑発に徹底して対備すると同時に、断絶された南北間の意思疎通を再開し、対話と協力を通じて朝鮮半島の平和と共存の道を開いていく」として、積極的な南北関係改善の意志を表明した。
さらに、外交関係について「強固な韓米同盟と緊密な韓米日協力、そしてすみやかな対中・対露関係の改善を基に、国益中心の実用外交を通じて平和も国民生活も守っていく」とし「コリアディスカウントをコリアプレミアムへとしっかり変えていく」と力説した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96