20日間の準備期間を設けたキム・ゴンヒ(金建希)特検チームの長い道のりがスタートした。2日午前、金建希特検チーム(特別検事ミン・ジュンギ(閔中基))は、事務所があるソウル市チョンノ(鍾路)区のKTクァンファムン(光化門)ビルのウェスト(West)2階で看板を掲げる式典を行い、公式に捜査開始を宣言した。
黒いスーツと紫色のネクタイを締めて出勤した閔特別検事は「特検チームは力を合わせて知恵を集め、様々な疑問に対してきちんとした答えを出せるよう最善を尽くす。すべての捜査は行き過ぎたり、傾いたりしないように進める」と誓った。また「すべての捜査は法が定めた手続きと方式により行われるだろう」と強調した。
特検チームは、ユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領の配偶者である金建希夫人をめぐる16の疑惑を捜査する予定だ。ドイツモータース株価操作疑惑事件、ミョン・テギュン(明泰均)、コンジン法師などの国政介入および人事介入疑惑、コバナコンテンツ関連展示会企業への賄賂協賛疑惑などだ。
特検は準備期間が満了した日の翌日から90日以内に捜査を終え、起訴するかどうかを決めなければならない。ただし、特検が前政権の不正を捜査する点、捜査範囲が金夫人に提起された事実上すべての疑惑を包括する点などを考慮すると、捜査期間が延長される可能性が指摘されている。
大統領と国会報告後30日、再び大統領の承認を受けて30日、それぞれ延長できるために最長150日、すなわち11月29日まで捜査できることになる。
なお、特検チームは、特別検事1人、特別検事補4人、派遣検事40人、派遣公務員80人、特別捜査官80人など、最大205人規模で構成された。
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